この日は私たちの結婚記念日で「エグゼクティブハウス 禅」に宿泊いたしました。
こちらはNew Otaniのメインの中にあるホテル イン ホテルで、フロントも全く別になっていました。
日本の心を思わせる佇まいのエントランスは、忘れかけていた[静寂」を思い起こさせてくれました。
シックで落ち着いた色調の上質な空間、ラウンジに案内されました。
こちらのラウンジで、一日4回のフードプレゼンテーションがあるとのことで、とても楽しみです。
ウェルカムドリンクの ”冷やし飴茶” をいただきながら、チェックインを済ませました。
すでに「特別なおもてなし」が始まっていることを感じました。
お部屋はエレガントとモダンの織成す和のテイストが、「エグゼクティブハウス 禅」ならではの、洗練された美しさと安らぎを醸し出していました。
結婚記念日のお祝いに、素敵なフラワーアレンジメントを贈ってくださって、とても感動いたしました。
バスルームはガラスの扉で開放感があり、ふんわりと柔らかくてとても気持の良いバスローブやタオルが、整然と並んでいました。
バスアメニティはフェラガモ、基礎化粧品セットはエリクシールでした。
私が特に気に入ったのは、オリーブアロマバスオイルでした。
ミルキーホワイトのアロマオイルは、ローズの芳しい香りが漂い、心身共にとても癒されました。
お部屋のカーテンを開けると、眼下には四百年の歴史を持つ日本庭園が見えました。
ラウンジでは、すでにティータイムのフードプレゼンテーションが始まっていました。
・ピエール・エルメ・ パリのクッキー
・黒豆抹茶パウンド(禅限定)
・SATSUKI リーフパイ
・SATSUKI カステラ
・半生干菓子(赤坂塩野)
・お煎餅
・ピエール・エルメ・パリ ”ブールドベルラン” フランボワーズの入ったドーナッツ(禅限定)
・ピエール・エルメ・パリ クッキー
・キッシュ
・スコーン
・パウンドケーキ
パティスリーSATSUKIのプティ生ケーキ
左からラズベリーショコラケーキ、ショートケーキ、チーズケーキ、オペラ
6月30日までの期間限定のシャンパーニュ、ペリエジュレのグランブリュット
ペリエジュレのシャンパーニュとスコーン、キッシュ、パウンドケーキ、ピエール・エルメ・パリのフランボワーズのドーナツなどをいただきました。
ゆっくりと流れていく時の流れの中で、ひとつひとつにNew Otani ならではの美味しさを感じられる満ち足りたひとときでした。
摘み立ての紅茶 ”ヴィンテージ・ダージリン” も淹れてくださって、初めての味を体験させて頂きました。
この紅茶はインド紅茶局認定の紅茶で、サンジャイ・カプール氏の選択で、国賓の方にお出しされていると伺いました。この時期だけの期間限定だそうで、このような紅茶と出会えたことも、本当に感動的で感謝なことでした。
オペラとレモンケーキ、可愛らしい干菓子も嬉しい感動でした。
ラウンジからは迎賓館や神宮外苑の緑が、一層心を和ませてくれました。
17:30からはカクテルタイムが始まりました。
・フォアグラのテリーヌのカナッペ
・プティポワのムース 生ハムとクリームチーズを添えて
・クリーム・ベルパエーゼ(クリームチーズ)
・パヴェ・ダフィノア(カマンベールチーズ)
・野菜スティック
・搾りたてのフレッシュ・オレンジジュースをいただきました。
ひとつひとつの食材へのこだわりを感じられる至福のひとときでした。
すっかり日も暮れて、お部屋に戻ると、東京タワーがくっきりと見えました。
朝食では、世界一と言われているピエール・エルメ・パリのクロワッサンをいただきました。
このクロワッサンは、New Otani の「エグゼクティブハウス 禅」と京都のリッツ・カールトン(New Otani の半分くらいの大きさ)でしか味わうことができないそうで、このクロワッサンのために禅に宿泊する方もいらっしゃるようです。
72時間も掛けて、何層にも重ねられた生地を作られるそうで、そのような工程を伺うことができて、更に感動いたしました。
外側の生地は濃いキツネ色でパリッとしていますが、中はしっとりとしていて弾力があり、とても味わい深い美味しさでした。
この他にも海老原ファームの有機野菜やハムなどをいただきました。
専任のスタッフの方たちの、温かくきめ細かなサーヴィスと、ラグジュアリーなひとときを堪能させて頂き、心に残る結婚記念日となりましたことを、心から感謝いたします。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。